【イベントレポート】1枚のアイスキャンディーから始まる創作の連鎖。「脳内イメージ」を作品へと昇華させるワークショップ「BEFORE & AFTER」

公開日:2026/6/18

1枚のアイスキャンディーから始まる創作の連鎖

2026年5月31日と6月6日の2回に分けて、BEFORE & AFTERコミュニティにてオンラインセミナーが開催されました。
テーマは「ヒアリングシートを書いてみよう!」「みんなのヒアリングシートを見てみよう!」。アドバイザーの楠田さんと、講師・主催者であるパパさんの進行のもと、30名以上のメンバーが参加しました。

同じ1枚の素材から生まれる多様な表現の可能性を体感しながら、それぞれの「表現したい世界観」を言語化し、共有していく場となりました。

◆ 同じ素材から広がる、無限の世界観

本セミナーでは、「第3回BEFORE & AFTER展」に向けたお題として用意された指定画像(アイスキャンディー)を題材に、事前にDiscordへ提出されたセルフヒアリングシートをもとに、各自の制作意図や世界観を共有しました。

驚くべきは、同じ素材からスタートしているにもかかわらず、参加者それぞれの発想が大きく異なり、誰ひとりとして同じイメージにならなかったことです。
また、思考を広げるための手法として「連想」のアプローチが共有されました。

「アイスキャンディー」というキーワードを起点に、

  • どんな駄菓子屋か(1980年代の木造建築、サビた看板、夕暮れの光)

  • 子供たちの様子はどうか(ランニングに短パン、泥だらけの靴)

  • どんな空気感なのか

といった問いを重ねることで、イメージの解像度を段階的に高めていく思考法が紹介されました。

さらに、「自分の中にあるイメージ(明るい・静か・幻想的など)」と、「見る人に届けたい感情(楽しさ・懐かしさ・切なさなど)」という2つの軸を意識することで、単なる画像制作にとどまらず、ストーリー性を持った世界観として整理されていく過程が見られました。

実際のヒアリングシートからは、昭和の駄菓子屋のような懐かしい情景を想起するものから、幻想的な物語のワンシーンまで、多様な世界観が生まれました。また、制作経験が浅い参加者にとっても、自分の表現意図を整理することで作品の方向性が明確になり、制作への一歩を踏み出す重要な時間となっていました。

アドバイザーの楠田さん、講師・主催者であるパパさんによるフィードバックを通じて、各自のアイデアがさらに発展し、創作への意欲や安心感へとつながる時間となりました。

◆ ここから始まるラフ制作

セミナーで整理されたアイデアをもとに、各自の作品制作がラフ制作へと進んでいます。

言語化されたイメージが構図・色彩・光といった視覚要素へと変換され、頭の中にあった世界観が徐々に具体的な形として立ち上がっていきます。

同じ素材から生まれたそれぞれの世界観が、どのようなビジュアルとして完成していくのか。本取り組みの大きな見どころのひとつです。

それぞれの想像が、これから実際の作品として形になっていく過程が始まります。


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