
デザインの限界を突破する!「DTPの勉強部屋 第66回」レポート:Illustratorの極意と最新連携術
公開日:2026/4/8
【クリエイティブの現場に変革を】
2024年4月20日(土)、名古屋・ウインクあいちにて「DTPの勉強部屋 第66回勉強会」が開催されました。
当日はあいにくの空模様となりましたが、会場に一歩足を踏み入れれば、そこは外の天気を忘れさせるほどの熱気と活気でいっぱい!会場参加とオンライン配信を合わせ、本当に多くのクリエイターの皆さんに集まっていただきました。
今回の主役は、私たちのデザインワークに欠かせない「Illustrator」。
ベテランから若手までがフラットに学び合える「DTPの勉強部屋」らしいフレンドリーな雰囲気の中、3名のプロフェッショナルによる濃密なセッションがスタート。
現場ですぐに試したくなる時短ワザから、最新ツールとの連携、そして未来を切り拓くスクリプト活用まで、充実感たっぷりの4時間を振り返ります。
【イベントの概要】
イベント名: DTPの勉強部屋 第66回勉強会
開催日時: 2024年4月20日(土)14:00〜18:00
開催形式: ハイブリッド開催(会場:名古屋・ウインクあいち + オンライン配信)
登壇者: 茄子川 導彦氏(株式会社Solarus)、ゆかまる氏、鷹野 雅弘 氏(株式会社スイッチ)
主催: DTPの勉強部屋
●Session 1
Session 1は、茄子川 導彦さんによる『チラシ系制作に効く!茄子川流Illustratorワザ大全』というセッションです。長くチラシ等の制作を手がけてきた茄子川さんが、Illustratorのテクニックをたくさん紹介してくれました。
アートボード内だけにガイドを引く方法や、ビットマップのQRコードをベクターデータにする方法、格子レイアウトのパーツを簡単に入れ替える方法など、実務ですぐに役立つテクニックをデモでたくさん紹介してくれました。参加者によるアンケートでも「知らなかったテクニックをたくさん知ることができた」といったご意見がとても多かったです。
テキストオブジェクト、横組み縦組みも揃えも簡単に
ガイドはをアートボード内だけにする
枠の取り扱いを超ラクにする
枠の取り扱いを超ラクにする
QRコードをベクターにする
特殊記号は自作フォントのリガチャを利用
格子レイアウトの移動は回転で
エンベロープで再編集がラク
文字フチのとげは比率の値を下げる
多視点で効率アップ
おすすめプラグイン『組版ROBO』


●Session 2
Session 2は、ゆかまるさんの『知っておくと超便利なIllustrator × Adobe Expressの連携術』です。ゆかまるさんは、Adobe Community Evangelistとしても活動されており、Adobe Expressでできることを、聞き取りやすく&分かりやすい話し方でいろいろと紹介してくれました。
最初にIllustratorのドキュメントを簡単な手順で Adobe Expressのドキュメントに変換できることをご紹介いただいた後、まずは大量の名刺もAdobe Expressを使えば簡単に作成できることをデモでしていただきました。
さらに、イベント等のページをAdobe Expressで簡単に作成する方法、さらには作成したドキュメントからあっという間に複数の他言語ドキュメントを作成する方法、そしてイラスト等にリアルなアニメーションを適用する方法、そしてGoogleスライドと連携する方法をご紹介いただきました。
参加者の中には、これまでAdobe Expressをあまり使ったことがない方も多かったようですが、皆さん、興味深く聴講されていました。「Adobe Expressを使ってみたい」という声も多く、これを機にAdobe Expressを使う方も増えそうです。
IllustratorとAdobe Expressの連携
Expressで広げる量産名刺デザイン
イベントに超便利なwebサイト作り
多言語展開が超簡単に
イラストにリアルなアニメーションを
Googleスライドとの連携方法


●Session 3
Session 3は、Adobe Community Evangelistの鷹野 雅弘さんの『自分で使う道具は自分で作る時代〜「Illustrator x スクリプト」ではじめの一歩』です。話術にもたけている鷹野さんは、参加者を笑わせつつも、非常に内容の濃いセッションとなりました。
もともとプログラムを書いていたわけではない鷹野さんですが、面倒な単純作業に愚直に取り組むのは「悪手」ということで、「今ならAIにスクリプトを書かせれば良いのでは」と思われたそうで、最近、たくさんのスクリプトを公開されています。
セッションではまず、Illustratorでのスクリプトの使い方をご紹介いただき、その後、実際にAIを使ってコードを書かせるデモを見せていただきました。一見、難しそうな作業ですが、実際のデモを見ていると「自分にもできそう」と思える非常に分かりやすい内容でした。
プログラミングの専門知識がなくてもできるので、参加者の皆さんからも「ぜひ自分もやってみたい」という声をたくさんいただきました。皆さんのお仕事においても、大幅な時短に繋がる内容だったのではないでしょうか。


勉強会の最後には、アドビさんから提供いただいたグッズを、じゃんけん大会で勝った方にプレゼントさせていただきました。そして、皆で記念写真を撮り、希望者は懇親会に向かいました。

なお、次回の勉強会は、2026年7月4日(土)に開催予定です。会場参加は名古屋になりますが、遠方の方はオンライン参加も可能です。ぜひ、ご参加ください!
レポート:森 裕司(DTPの勉強部屋)
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