【開催レポート】DTPの勉強部屋(名古屋) 第67回勉強会 

公開日:2026/7/14

2026年7月4日(土)にウインクあいちにおいて「第67回勉強会」を開催しました。今回も会場参加とオンライン参加を合わせて、多くの方が参加してくれました。会場参加の2/3以上の方が懇親会にも参加してくれ、とても充実した勉強会になりました。

●Session 1

Session 1は、戸田 大作さんによる『本当にあった怖いDTP(InDesign編)』というセッションです。これまで実務において、数多くの制作物を作成されてきた戸田さんですが、

赤字のない所が変わってしまった……
修正とは関係ないページの写真が消えた……
不要な文字が印刷されてしまった……

といった、実際の現場で起きたトラブルや事故をもとに、InDesignのリスクがある仕様や、それを補う安全な使い方を紹介していただきました。「知らなかった」では済まされない、ミスを防ぐための実践型セミナーでした。

Session 1:戸田さん
Session 1:戸田さんのセッションの様子

●Session 2

Session 2は、ウェブフォントジャパン株式会社さんの『カッティングソフトから最新フォント制作へ― 文字づくり30年の歩みと現在、そして未来 ―』です。「文字をつくる技術」がこの30年間でどのように進化してきたのかを、歴史・技術・ビジネスの3つの視点からご紹介していただきました。

第1部では、片岡正さんが日本語フォント自動生成システム「フォントウィザード」、自筆文字フォントサービス「マイフォント」、そして国内初のウェブフォントサービスへと至るまでの、日本語フォント制作の効率化に挑み続けてきた30年の歴史と、その背景にある発想をご紹介していただきました。

第2部では、芦田さんが現在のフォント制作の現場で使われている技術や制作フローについて解説され、フォントがどのような工程を経て作られるのか、最新の制作手法や品質向上のための工夫を、実例を交えてご紹介されました。

第3部では、的場さんがAdobe Fontsへの提供や、フォントサブスクリプションサービス「OH MY FONT」を通じた新たな取り組みを紹介し、フォントビジネスの未来について展望されました。フォントデザイナーとユーザーをつなぐ新しい仕組みや、日本のフォント文化の可能性についてのお話は興味深いものでした。

ウェブフォントジャパン株式会社 代表取締役 片岡 正さん
ウェブフォントジャパン株式会社 CTO/エンジニア 芦田 健志さん
ウェブフォントジャパン株式会社 非常勤取締役 的場 仁利さん

●Session 3

Session 3は、Adobe Community Evangelistのhamkoさんによる『○△□でなにつくろ?ペンツールなしのIllustrator描き方講座』です。

Adobe Illustratorで自由に絵を描いてみたい!だけど、ベジェ曲線の操作はちょっと…という方でも挑戦できる、ペンツールを使わないイラストの描き方をご紹介していただきました。

基本図形だけで構成するイラストは味気のない仕上がりになりがちですが、ほんの少しの工夫で見映えはぐっとよくなるもの。表現をより豊かにするためのポイントに触れながら、どんなロジックでイラストを組み立てるかを分かりやすい語り口で解説してくれました。

Session 3:hamkoさん
Session 3:hamkoさんのセッションの様子

勉強会の最後には、hamkoさん、的場さんから提供いただいた書籍、およびアドビさんから提供いただいたグッズを、じゃんけん大会で勝った方にプレゼントさせていただきました。そして、皆で記念写真を撮り、希望者は懇親会に向かいました。

なお、次回の勉強会は、2026年12月5日(土)に開催予定です。会場参加は名古屋になりますが、遠方の方はオンライン参加も可能です。ぜひ、ご参加ください!

レポート:森 裕司(DTPの勉強部屋)

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